イタリアンベルモットはもともと甘口だった

今日のベルモットの発祥はイタリアのトリノ地方であるといわれています。
この最初のベルモットは甘口のもので、辛口のものはフランスで作られたのが
最初であるといわれています。

その当時の名残から、今でも甘口のスイートベルモットをイタリアンベルモットと
呼ばれています。その代表格、チンザノロッソをご紹介しますね。

チンザノロッソは白ワインをベースに、ニガヨモギ、カルダモン、コリアンダー、シナモン、ミント、
レモンピール、フェンネル、クローブなど数十種類のハーブやスパイスが程良くきいて、
カラメルを加えた自然の甘みほろ苦さが特徴のベルモットです。

食前酒やカクテル、独特の味わいを生かしたロックなど、お好みで楽しむことができます。
カクテルでは、アメリカーノ、マンハッタン、クロンダイクハイボールなどが有名ですが、
このチンザノロッソ、案外ロックやソーダ割りが好まれる傾向にあります。
複雑な甘めの味わいや香りや色がすでにカクテルを思わせる雰囲気なので、
単体でも十分楽しめるというわけですね。